遠くなる君の背中 走り出せば間に合うのかな
語彙力もなければ文章力もなく、ただ消化したくて書いてるだけなのでチラ裏にでも書いとけっていう内容です。
ご了承ください。
「人生の半分KAT-TUNとともに歩んでいる」
そういうヲタをたくさん飼っているのがKAT-TUNだと思う。私もその一人だ。
小学生の時に好きになって、気付けば社会人3年目である。時の流れというものは儚い。
2005年、KAT-TUNは一気に時の人となった。
翌年、忘れもしないデビュー会見。
デビューと同時に東京ドーム公演。
デビュー曲はミリオン突破。
KAT-TUNの勢いは止まらないと思った。
ところが、そんなに甘くはなかった。
赤西の留学。
次の日学校に登校したら、仁留学すんの?と散々聞かれた記憶がある。
当時のことはそんなに覚えてはない。
正直驚いたが、赤西担ではなかったから、そうか〜と思っていた程度だった。
というか、NMP後に一旦ヲタ卒するまでは、わけもわからずジャニヲタをやっていて、同担拒否がかっこいいとかコンサートは1公演行ければいいとか、そのレベルだった。(一気に割愛します)
ヲタ卒してからは、好きな芸能人を聞かれたら亀梨和也と答えるものの、CDやDVDは買わずコンサートにも参加していなかった。
みんな大好きchainに私は行っていないのだ。
2010年赤西が抜けてヲタ卒をし、2013年舞い戻ってきた直後に田中が抜けた。
正直意味がわからなかった。全く腑に落ちなかった。
でもいくら私が騒いでも、ジャニーズ事務所に従うしかない。受け止めるしかない。
その年に単独カウコンがあった。
ジャニヲタ人生で憧れていた初の遠征だった。
初めて行った京セラドーム。
初めに出てきて田中が抜けた件について頭をさげる4人。
謝りたいのはこっちだった。KAT-TUNを守ることができなかったと感じるのは亀梨くんだけではない。少なくとも私もそう思っていた。
それでも、久しぶりのKAT-TUNのコンサートは圧巻だった。
水、炎、レーザー、特攻、映像、時にはメンバーでさえ構成となり、素晴らしい作品を見せてくれた。
なんなら初めてジャニーズと一緒に年も越せた。
その後、come hereでアリーナ規模のツアーがあった。
そこで初めて横アリの立ち見を経験した。
代々木の2階最後列も経験した。
要はカムヒアはとてつもなくクソ席しか入れなかったのだ。
それでも、とても楽しい時間を過ごすことができた。
「KAT-TUNのコンサートは、天井席こそ良席。」
この言葉に尽きる。
ファンサなんていらない。ただ、素晴らしい作品を見せてくれればそれでいい。満足。
9uarterは東京ドーム2公演のみだった。
気付けばKAT-TUNも、9周年だった。初日は曲が進むたびに沸いた。
何と言ってもRAY。これでもかというほど特攻をバンバン打ってきた。泣きそうになった。かっこよすぎる。こんなかっこいいものが世の中にあったものか。度肝を抜かれるとはまさにこのことだった。
2日目はKAT-TUNのコンサートに入ってみたい!という友達を連れて行った。
いちいち感動していた。映像が綺麗、世界観が綺麗、ド派手な演出がすごい、コンサートが終わってからKAT-TUNすごいと絶賛された。
連れて行ってよかったと心から思った。
2015年、その時は突如訪れた。
今はジャニーズWESTも応援している私はベスアの予告でWESTが黒衣装を着ていること、地上波でCan't Stopをやったことに感動していた。
忘れもしないあの赤衣装。
出てきたと同時に櫻井くんが真剣な顔でKAT-TUNから発表があるという。
嫌な予感しかしない。誰が抜けるとかそういうことじゃなくて、ただ悪い発表だというのはすぐにわかった。
田口が脱退することだった。
オカンとテレビを見ていたが、ひたすら涙が出てきた。またKAT-TUNを守れなかった。田口は理由を言わない。そして3月末までは活動を続けるという。新しい脱退の仕方だった。
今までは「脱退しました」だったのに、今回は「今度脱退します」。
発表が終わり曲が始まったと同時に、KAT-TUNのFCからもメールが来た。こういう時だけは仕事早いよね。
正直そのあとは見てられなかったのだが、これまでの田口のパフォーマンスで1番美しく儚く見えた。ちくしょう。
脱退しますという田口は、脱退をネタに番組でトークしたり時にはメンバーでさえ脱退をネタにしていた。
なんだそれ。新しすぎるだろ。逆に清々しいわ。
様々な憶測が飛び交った。でも田口は何も言わない。彼はそういう人だったのかもしれない。最後まで強く、自ら船を降りて行った。アンタすげえよ、よく耐えたよ。
10周年の記念ライブ、10ks。
私はKAT-TUNより前に決まっていたWESTのツアーのオーラスがあったため、ナゴドは行けなかった。
それでも京セラには参加することができた。
4人になって初めてのコンサートが京セラドームで、3人になって私の見る初めてのコンサートも京セラドーム。
懐かしかった。
3人になっても、KAT-TUNのコンサートは作品であることには変わりなかった。
東京ドームは3日間入れた。
水の演出が増えていた。ホームで本気出してきたよ。相変わらずかっけえな。
KAT-TUNを降りていまは他のグループを応援している友達もたくさん訪れていた。
そしてみんな口を揃えて言う、KAT-TUN最高。
私は何もしていないが、鼻が高かった。
2016年5月1日を持って、KAT-TUNは充電期間に入った。
セトリを1曲ずつ感想を述べたいところだが、いくら時間があっても足りなそうだから割愛。
ただ、終盤のセトリ。
TRAGEDY
歌詞がね!!!!!!
いまのKAT-TUNに合っててね!!!!!勝手にそう思ってるだけなんだけどね!!!!!
そうか、信じて待ってるしかないんだ、絶対戻ってくるんだって。
「そう 最後の最後ですべて輝くから」
歌詞通りなんだよ!!最後の最後で輝いてんだよ!!
UNLOCK
これはもうKAT-TUNのコンサートの醍醐味、ド派手な演出で圧倒してくるんです。
こんなにドームをうまく使って客を圧倒させるのってKAT-TUNだけだと思うんです。
超かっこいい。派手すぎでしょ、やりすぎでしょ、ってところがまたかっこいい。
これがしばらく見れなくなることがただひたすら悔しくて最終日はここで泣きました。
キミのユメ ボクのユメ
スガシカオさんありがとう。
Mステを見て号泣したトラウマソング。
初めて聞いた時の衝撃たるや。それをコンサートの最後に持ってくるのが。
ここで本編は終了します。
アンコール
GREATEST JORNEY
喜びの歌
Keep the faith
Peaceful days
PRECIOUS ONE
前向きな曲ばかりなんです。
終盤の曲はKAT-TUNの現状を表していて、アンコール曲は前向きに。
しんみりした雰囲気も最後の挨拶までで、アンコールからは明るく進める曲なんです。
そこから私はKAT-TUNの優しさを感じた。
しばらく会えなくなるかもしれないけど、俺らは前に進むしまた会うために頑張るから、信じて待ってて。そんなことを言われている気がした。
こんなにも想ってくれていて、こんなにも幸せなことはない。
どんなに他のグループも並行して応援してても、どんなに軽率に他のグループのコンサートに行っても、KAT-TUNを超える空間演出は見たことがない。
こんな素晴らしい作品が、しばらく見れなくなることが寂しすぎるもったいなさすぎる。
KAT-TUNを守ることができなかった。
メンバーが脱退していくたびに強く感じていた。
結果として充電をすることになった。
しかし、解散というワードは本人たちから何回も否定される。
いつか充電完了して、また東京ドームに集まれる日を今から心待ちにしている。